飲み会〜

今日は中学の頃の仲間と飲みました。
いつもは1杯で腹痛なんか起こさないんだが、
今日に限って腹を壊してしまった。


原因は多分昼間にガツガツスポーツ飲料を飲んだためかと(汗
ま、そんなことはいいとして、なかなかでしたね。



帰りにゲーセンやらスイング(また)行きましたね。
この日に打った球の数・・・21×11w


おかげで腕が痛い痛いOTL   うん。









SIGN OF SOUL
第26話 旅の始まり!





          俺が裏球へ来てから初めての朝を迎えた。




ヒロキ:「・・・・・・・・・・・・
     (結局、あまり眠れなかった・・・)




          何はともあれ、国王に呼ばれているので
          顔を洗って国王の部屋へと向かった。




ラーミア:「おはよう。 昨夜は良く眠れた?

ヒロキ:「ボチボチ・・・かな。

ラーミア:「昨夜はありがとうね。
      おかげですっきり眠れたわ。

ヒロキ:「それは良かった・・・。




          こっちは寝付けなかったのに・・・
          そう思ったが、ラーミアが元気そうなので
          とりあえず良かったとホッとした俺だった。



ラーミア:「じゃあ、入るわよ。




          俺とラーミは国王の部屋へと入った。




国王:「・・・待っていたぞ、2人とも。
    まずはこれを見てくれたまえ!




          国王は何やら古びた本を出していた。




ヒロキ:「これは?

国王:「昨日の晩、イリアの部屋の本棚を調べたところ
    私が見つけた当時のイリアの日記なのだが・・・

ラーミア:「お母様の!?

国王:「昨日話したお前の出生の日の数日前に書いた日記を見てほしい。

ヒロキ:「こ、これは!?




         そこにはこう書かれていた。



         近々、世界の終わりが来る。
         私のタロット占いがそう予言したのである。
         しかし、最後の1枚には‘光’を意味するカード
         そして、一人の少年の姿が見えたのです。
         私は思った。 これはあの伝説に出てくる
         闇が世界を覆いし時に現われる光の戦士だと。
         しかし、光の戦士はもう1つの世界の住人・・・
         伝説通りに現われるだろうか?
         でも、私はこの1枚のカードを信じることにする。
         私のお腹の子と共に世界を平和に導いてくれることを!
         だから、今は大切に育てようと思う。
         いつか光の戦士と共に旅に出るその日までは・・・





ラーミア:「お、お母様・・・

ヒロキ:「お母さんは知っていたのか?
     ラーミアが伝説に出てくる聖なる魂の持ち主だって。

国王:「おそらく・・・な。
    そして、その予言はこうして現実となった!

ヒロキ:「確かに・・・

国王:「ところで、少年よ。 お主はこれからどうするつもりなんだ?

ヒロキ:「えっ? (そういや考えてなかった・・・)

国王:「いつまでもここにいるわけにはいかないだろう。
    お主は幼馴染の少女を救いに来たのだろ?

ヒロキ:「ああ。

国王:「それに魔王は着々と力をつけてきている。
    もはや一刻の有余もないのだ!
    そこでだ少年よ! こんな事頼むようで情けないが・・・
    光の戦士であるお主に魔王を打ち破ってほしい。

ヒロキ:「・・・・・・・・・・・・・・
     (リサの魂はそいつが奪っていったんだ。
     だったら、俺の答えは決まってる・・・)
     勿論です! 魔王は俺が必ず倒します!

国王:「・・・ありがとう、少年よ。

ヒロキ:「御礼なんていいですよ。
     俺はもともとそのためにこの世界にやってきたのだから。
     それよりも、その魔王は一体どこにいるんですか?

国王:「それが・・・実はわかってないのだ。
    どうやら魔王は特殊な結界を張っているようなのだ!
    だから、魔王の居場所を知るものはそういないのだ。

ヒロキ:「それじゃあ、これからどうすれば・・・

国王:「そのことなんだが、ここに行けば
    もしかしたら何か情報が得られるかもしれん。




         国王は地図を広げ、ある都市に指をさした。




ヒロキ:「ここは?

国王:「ポートラル・・・大きな港がある都市だ。
    ここには世界各国の商人や旅人が集う。
    情報を集めたいならここが1番良いだろう。

ヒロキ:「ポートラル・・・
     そこはここからどう行けばいいんですか?

国王:「今私達がいるバンドーレがここだ。
    ポートラルに行くには北西に進んでいけばたどり着ける。
    だが、かなりの距離があるぞ。 大丈夫か?

ヒロキ:「そこに行くしかないのなら俺は行きます。
     例え遠くても俺は行かなきゃいけないんだ!

国王:「そうか・・・わかったぞ!
    しかし、この先何があるかわからん。
    そこで、旅に役立つものをこちらで用意した。
    それを持って行くと良い。




          国王は装備品と道具を渡してくれた。
          俺は早速それを身に付けてみた。




ヒロキ:「おお! すごく格好良い!

国王:「似合ってるぞ。

ヒロキ:「そ、そうですかね・・・アハハ。

ラーミア:「・・・・・・・・・・・・・・

ヒロキ:「? ラーミア、どうしたんだ?

ラーミア:「いや、なんでもないわ!

ヒロキ:「もしかして、旅立つのが心配なのか?

ラーミア:「別に・・・そういうわけじゃあ・・・・・・

ヒロキ:「・・・大丈夫だって!
     例えどんなことがあろうとも俺が必ず守るから。
     ・・・それに、俺には君が必要だ。
     さっきだって俺の怪我を治してくれなかったら・・・
     俺の力とラーミアの治癒があれば無敵さ!

ラーミア:「・・・うん。





        そして、俺達はバンドーレから出発することに。




国王:「少年よ・・・無事を祈ってるぞ。

ヒロキ:「ああ、勿論さ。
     あと、俺は少年じゃなくてヒロキだぜ。
     じゃあ、行ってきます!





        俺とラーミアはバンドーレをあとにした。





国王:「ヒロキ・・・不思議な少年だな。





         こうして、ついに旅が始まった!
         この先に何が待っていて
         最後に見るものは一体何なのか?



                     (TO BE CONTINUE)