ズッコケ男道〜♪
今日はTOYの3人とともにOの家で遊びました。
ようやくポ○モンバトルができ、そして、色々とやりました!
夜は恒例の飲み・飲み・飲み!
今回は以外にも1杯目から頭ヨロヨロになっちゃったw
あのままグビグビ行ってたら・・・(`д´)イウナ
SIGN OF SOUL
第24話 ラーミア、出生の秘話
そう、あれはお前の生まれる数ヶ月前・・・
妃:「ゴホッ ゴホッ」
国王:「大丈夫か?」
妃:「ええ、大丈夫よ。
ただ・・・最近妙に体のほうが重くなったようで・・・」
国王:「それは心配だ。 今すぐ医者に見てもらおう。」
国王は医者を連れてきた。
医者:「・・・・・・・・・・・・・・・」
国王:「どうなんですか? 妻の様子は・・・」
医者:「これは・・・できていますね。」
国王:「何だと!? 一体何の病気ができているんだ!?」
医者:「ちょ、ちょっと落ち着いてください。
病気なんかじゃありませんよ。」
国王:「じゃあ、何だって言うんだ!?」
医者:「赤子ですよ、赤子。」
国王:「あ、赤子!? それは本当か?」
医者:「ええ、今のところ健康そうに育ってますよ。
この様子ですと、あと半年もしないうちに赤子が生まれてくるでしょう。」
国王:「本当か! でかしたぞ、イリア!」
イリア:「ええ、あなた・・・・・・」
こうして、私達の間に1人の子ができ、
着々と時が過ぎていった・・・
そして、あの日・・・・・・
イリア:「アア! 痛い、痛いわあなた!」
国王:「イリア? また陣痛か?」
イリア:「アアアア! 違うわ、あなた!
な・・・中の子が・・・・・アアッ!!」
国王:「どうした? ・・・まさか、生まれそうなのか!?」
すぐに医者が駆けつけ、イリアを運んでいった。
そして、お腹の子をとる準備をしてる時だった。
あの、忘れる事のない出来事が起こったのは・・・
イリア:「アアアアア!!」
医者達:「ひどい陣痛だ! 急いで慎重にやるんだ。」
そうはさせない!
医者達:「誰だ!? この者が一国の妃と知って・・・」
ズチャ グチャ ザン
イリア:「!! あ、あなたは・・・・・・」
???:「俺様の事なんてどうでもいい。
それより、そのお腹の子を誕生させる訳にはいかない。
そう・・・世界征服のためにもな!」
イリア:「そ、そんな・・・アア!!」
???:「まずはこの国を手に入れ、そのあと一国ずつ潰していけば
俺様がこの世界の神となり、支配するのだ!
その第1歩の犠牲になってもらうぞ、ハハハハハ・・・」
イリア:「(このままじゃ、お腹の子が・・・
せっかく生まれてくる大事な赤ん坊が・・・
あなた・・・助けてあなた!!)」
国王:「!! イリア!?」
その頃、私はイリアを医者達に任せ
城の今後の方針を考えていた・・・
???:「じゃ、そろそろお別れの時間だ!
お腹のこと共にあの世に逝ける事に感謝しな!」
その謎の者は懐からナイフを取り出し
イリア目掛けて振り下ろしてきた!
カーーーーン!
???:「うわぁ!」
イリア:「お腹の子は・・・誰にも渡さないわ!
たとえ、私の命が尽きたとしても・・・絶対に!」
???:「・・・まだそんなに抵抗する力があったか。
しかし、その体でいつまでもつかねぇ〜。」
イリア:「うっ・・・・・・
(確かにこのままじゃ・・・私もお腹の子も殺されてしまうわ。)」
???:「今度こそおとなしくあの世に送ってやるぜ!」
イリア:「(もう・・・これしかないわ!)」
その時、イリアは自分の全生命力を魔力に変え、
最後の光を解き放った!!
???:「グハァァァーーーー!」
イリア:「悪しき者よ、光の前に滅せよ!」
イリアが放った光はその者の姿を
少しずつ消していった。
???:「こ、こんなことでやられるなんて・・・
俺は、俺は絶対に諦めんぞ! 世界を手にするその日まで・・・」
そう言って完全に姿を消した・・・
イリア:「・・・・・・・・・・・・・
(ごめんね、赤子(あなた)のこと見守ることができなくなって。
・・・強く育ってね。 私の分まで・・・・・・)」
イリアは静かに息を引き取った。
私が嫌な感じがして辿り着いた時には
もうこの世にイリアの姿はなく
そこには元気に泣いている赤子だけがいた。
国王:「イリアーーーーーーーー!!」
結局、イリアは見つからず、
私は赤子を大切に育てることにした。
そう、イリアがこの世に残してくれた
たった1つしかないわが子を。
私はイリアの名にちなんで
‘ラーミア’と名づけることにした。
それはそうと、我がバンドーレ国の妃は
代々魔力の強い女性が多い。
それは、第1世の妃が神に仕える巫女らしく
その力が代々伝わっているのだとか。
その歴代の中でも我が妻のイリアは
特別不思議な力を宿していた。
それは悪しき者を払う力・・・
正しく、光の力といえるものだった。
その力があったからこそ
今のバンドーレがあるといってもいい。
そして、その力は驚くことにも
ラーミアにも宿っていた。
そう、あれは生まれて1年くらいだった・・・
国王:「ラーミア、あまり遠くに行くんじゃないぞ!」
ラーミア:「ファ〜イ!」
私は城の近くの花畑に来ていた。
ラーミア:「ブゥ〜〜〜〜〜」
国王:「(イリア・・・君が消えてからもう1年になる。
ラーミアはとっても元気に成長しているよ。
・・・でも、君はどこに行ってしまったんだ?
私は今でも君の事・・・ずっと待っているのに。
1回だけでもいい、君をラーミアに会わせたい。)」
しばらく私はその場で風に吹かれていた。
そして、次の瞬間・・・・・・
あなた・・・あなた・・・・・
国王:「!! その声は・・・イリア? イリアなのか!?」
そうよ、あなた・・・・・・
国王:「や、やっぱり生きていたんだね?
どこにいるんだい? 姿を見せてくれ。」
・・・ごめんなさい、あなた。
私はもう、この世にはいないんです。
国王:「!? どういうことだ!?」
あなた、1度しか言わないからよく聞いて
その子・・・ラーミアには光の力が宿っているの。
国王:「光の力!?」
ええ、私と同じ力がその子の中にもあるのよ。
今はまだ小さい力けれど、成長すればきっと
私を超えるほどの力を秘めた力なの!
国王:「イリアを超える力!?」
でも、力の使い方を一歩でも間違えると
この世界を破壊してしまう危険なものなの。
だから、あなたにはその子を守り抜いてほしいの。
その子の力が必要となってくる日が来るまで。
国王:「ちょっとイリア? 今のどういう意味だ!?」
嫌な予感がするのよ。
近いうちに何か大変なことが起こりそうな・・・
そんな予感がするのよ。
その時、その子の力が世界を救ってくれる
聖なる力になると思うから。
・・・もう時間だわ。
私はもう戻らなきゃいけない・・・
私の部屋の本棚を調べてみて。
そこに私が予知した未来を載せたから・・・
国王:「イリア? 私には君がいってることがわからない!
一体どういうことなんだ!? わかるように話してくれ!?」
・・・・・・・・・・・・・・・・
国王:「イリア・・・・・・」
私はイリアが言うように本棚を調べてみた。
すると、奥のほうに他とは明らかに違う本があった。
そこには、イリアがいなくなった日のことや
イリアを襲った謎の者のこと、
そして、初代の妃が記した伝説のことも。
その中の一部にはこう書かれていた。
この宇宙にはこの世界と似て非なる世界
‘地球’という世界が存在する。
もし、この世界に闇が覆われようとしたとき
この世界ともう一つの世界‘地球’の二つの光を掲げ、
光の戦士が闇を払い、未来へと導くであろう。
そのときの私にはとても信じられなかった。
この世界にもう一つの世界があるだなんて・・・
でも、あれから14年たった今、
あれが真実を物語っていたことがわかった。
怪我を癒す力をもっているラーミアと
光の力が使える少年・・・ヒロキ!
君達は間違いなく伝説に記された光なんだと。
こうして、国王はラーミア出生の話と
例の伝説の話をしてくれた。
新たな真実が浮かび上がる中、
俺達は着々と伝説の道を辿っていく・・・
(TO BE CONTINUE)
グダグダww