修了ちてないZE☆
せっかくの日曜の午後・・・
何となく藤沢に出かけてみる。
・・・俺のほしいゲームが売り切れ!?
さて、ポ○モンを成長させていよう、うんw
SIGN OF SOUL
第22話 光のオーラ
五尾:「さぁ、私を倒すってその力見せてみなさい。」
ヒロキ:「謝ったって絶対に許さねぇ!」
城を襲っていた妖狐‘五尾’は
国王にある物を渡せと要求していた!
しかし、要求に従わないことに腹をたて
次々と城に仕える者達を殺していった。
そして、国王まで襲われそうとしていた時、
俺とラーミアは間一髪間に合ったのである。
俺はこれ以上被害者を出さないためにも
五尾を倒すことを決意し、立ち向かった!
ヒロキ:「ハァァァァァァーーー!」
五尾:「ふん、馬鹿だねぇ。
そんな丸腰で突っ込んでくるなんてさ!」
五尾はそう言うと、手を大きく振り上げた!
ヒロキ:「(さっきのあの技か!)」
五尾:「これであんたも終わりだよ!」
ビュン!
ラーミア:「ヒロキーーーーー!!?」
・・・・・・・・・・・・・・・
五尾:「・・・ふん、威勢のわりにはあっけなかったわね。
少しは手応えはあると思ってたけど、そうでもなかったわね。」
国王:「だ、だからやめておけと忠告しておいたのに・・・
城の兵士ですら敵わない相手にガキが1人で・・・」
ラーミア:「・・・・・・・あっ!」
五尾:「さぁ、国王さん。 ガキのように死にたくなければ
さっさとこっちに渡しなさい!」
誰が死んだって?
五尾:「なっ、何だこの声は!?
どこだ!? どこにいるんだ!?」
ここだーーーーー!!
俺は後ろから五尾の頭を狙った!
五尾:「なっ? (いつの間に後ろに!?)」
ズガン!
五尾:「ぐわぁ!」
五尾は不意をつかれ、前に倒れた。
ラーミア:「や、やったー!」
国王:「! ほ、本当にあんな・・・子供が・・・・・・」
ラーミア:「そうよ、ヒロキがやったのよ!
ああ見えてもヒロキがとっても強いんだから!
なにせ、ヒロキは異世界の人間なんだから!」
国王:「異世界!!」
なるほどねぇ・・・
ラーミア:「この声は・・・まさか?」
五尾:「どおりでさっきの兵士達みたいに死なないわけだね。
あんたかい? ゴーレムをやっつけたっていうガキは?」
ヒロキ:「ゴーレム? 何のことだ!?」
ラーミア:「ヒロキ、あいつよあいつ!
ヒロキが私を助けてくれたときにいたモンスターのことよ!」
五尾:「(何ぃ?)」
ヒロキ:「あ、あいつのことか!
そのゴーレムを倒したからってなんだって言うんだ?
逆恨みだなんて言わせないぜ!」
五尾:「・・・そうか、あんたかい?
あんたが私達の目的の・・・・・・」
ヒロキ:「おい、無視すんじゃねー!」
五尾:「・・・もうガキの相手をする必要はない。
私が用があるのはそこの女だ!」
ラーミア:「!?」
ヒロキ:「なっ? ラーミアにだと!?」
五尾:「国王・・・今度こそ渡してもらいますよ。
邪魔するなら容赦しませんよ。」
国王:「くっ・・・・・・」
五尾:「さぁ、そこの女、こっちに来なさい。
おとなしく来ればこれ以上殺したりしないわ。」
そう言いながら五尾はラーミアに近づいていった。
ヒロキ:「ラーミア!!」
ラーミア:「あぅ、な、何よ? 私に何かようなの?」
五尾:「別に用ってほどじゃないわ。
ただ、あんたには私についてきてくれればいいだけよ。」
ヒロキ:「(あいつ、どうしてラーミアを・・・)」
ラーミア:「い、嫌よ。 あんたみたいな奴と一緒に行くなんて!」
五尾:「言うこと聞かないと今ここで
あんたのお父さんを兵士みたいに殺すわよ。」
五尾は国王に爪を向けた!
国王:「くっ!」
ラーミア:「お父様!」
国王:「・・・ラーミア、私に構わず逃げるんだ!」
ラーミア:「なっ、何言い出すのよ!?」
国王:「こいつの狙いはラーミア、お前なんだ!
ここは私が食い止めておくからそのうちに逃げるんだ!」
五尾:「おっと、そうはいかないわよ!」
五尾は再び手を振り上げた!
ヒロキ:「(ま、まずい!)」
ラーミア:「イヤーーーーーー!」
ビュン!
うわぁぁぁーーーー
ラーミア:「・・・・・・・・・・・・!」
ヒロキ:「だ、大丈夫だったか?」
ラーミア:「・・・うん、ありがとう。」
ヒロキ:「そ、そいつは・・・良かった・・・・・・」
バタッ
ラーミア:「? ・・・・・・ヒロキ?」
ヒロキ:「・・・・・・・・・・・・・・・」
ラーミア:「ヒロキ? ねぇ、聞こえてるんでしょ?」
ベチ
ラーミア:「ひっ、これは・・・血!」
ラーミアが気がつく頃には
俺はもう傷口から大量に出血していた!
ラーミア:「う、うそでしょ? ヒロキ・・・
あのゴーレムだって倒せたヒロキがこんなに・・・
ねぇ、うそだって言ってよ? うそなんでしょ?」
ヒロキ:「・・・・・・・・・・・・・・・」
ガクッ
ラーミア:「・・・・・・・・・・・・・
こんなの嫌だよ。 ヒロキが私を助けようとして・・・・・・
私のせいで・・・また死人が出るなんて・・・・・・」
五尾:「ふん、つくづく馬鹿なガキだねぇ。
わざわざ異世界から来て女を守るために命を落とすなんて。
端でおとなしくしていればこうなることもなかったのに。
・・・さぁ、これでわかったでしょ?
これ以上命を奪われたくなければこっちへ来なさい。」
ラーミア:「・・・・・・・・・・・・・
(ヒロキは私やお父様を守るって約束してくれた。
初めて会った時だって、さっきだって、
ヒロキは全力で私達のこと守ろうとしてるのに
私が何もしないで、ヒロキが死んでいくなんて・・・
そんなの、絶対に認めたくない! 今度は私が・・・)」
ピカーーーン
ラーミアの強い意志から突如、
俺とラーミアを包むかのように
光のオーラが出現した!
五尾:「な、なんだ!? この光は!?」
ラーミア:「・・・・・・・・・・・・・・
(お願い、ヒロキを死なせないで。 お願い・・・)」
ラーミアの強い願いが届いたのか
俺の傷はみるみるうちに治っていった。
五尾:「い、一体中で何が起きているというんだ?」
・・・・・・・・・・・・
・・・ヒロキ?
・・・ラーミアか?
もう、大丈夫?
ああ・・・もう大丈夫だ。
良かった。 本当に。
ねぇ、私も少しは役に立ってるかな?
ああ、当たり前だろ?
俺は君がいるから頑張れるんだぜ!
・・・私もよ。
だから、私も一緒に戦うわ。
ああ、ありがとう。
五尾:「こいつはいつまで続くんだ・・・」
待たせたな!
五尾:「こ、この声は!?」
ヒロキ:「俺だ!」
五尾:「そ、そんな馬鹿な!?
お前はさっき私が殺したはず・・・なのになんで!?」
ヒロキ:「彼女のおかげだ!
彼女のおかげで俺は死なずに済んだんだ。」
ラーミア:「私だって一国の姫なんですもの。
やるときはやるわよ!」
五尾:「なっ、そんなことが・・・」
ヒロキ:「いくぜ、妖怪野郎! 今度は負けねぇ!」
一度は死に掛けたが、
ラーミアの治癒の力で復活したヒロキ!
こうして、再び戦いが始まる!
そして、更なる真実が・・・・・・
(TO BE CONTINUE)
のどカラカラOTL