サイン オブ ソウル

到着〜大会のある街へ〜

     何とか山を越えたヒロキたち、
     もう街を目の前にしていた・・・・・・



あっ、あそこに見える街は?
俺は目の前にあらわれてきた大きな街を指しながら言った。
もしかして、大会のある街じゃない?
 やっとたどり着いたんだね。

ラーミアはここまで本当に長かったように感じた。
とにかく、早く行ってみようぜ?
俺は大会のある街がどんな街なのか見たくて駆け足で走った・・・



         うわぁぁ



目の前に広がった大きな街の光景に思わず声を上げてしまった。
そこにはバンドーレと同じくらい賑わっている人々がいた。
おお、すっげー! こんな多くの人で賑わってるよ。
俺は本来の目的も忘れ、ただただ‘すごい’と思った。
ねえ、せっかくこれだけ大きな街に着いたんだから買い物しましょ?
ラーミアも久々の街なので少しはしゃいでいた。
ああ、そうだな。色々と見てみようぜ!
俺とラーミアはもう観光気分で店の並んでそうな方へ向かっていった。
あの、二人ともどこに行くんですか?
チルは二人に話しかけたが、俺たちは気付かずに走っていってしまった。
・・・大会の件はいいのかな?
そう疑問に思いつつも相変わらず仲の良い二人について行くチルであった。



      しばらくの間、大会のこともあって大賑わいの店を
      色々と見てまわっている三人。
      しかし、その一方ではあの計画が怪しい動きを見せはじめていた・・・



ハハハハハ・・・
 死の大会を目の前にして買い物とはのんきなやつらだ。
 まあ、せいぜい今のうちに楽しんでおくんだな。
 ククク・・・   ハハハハハハハハ・・・・・・



      死の大会とはどういう意味なのか?
      そして、この怪しげな計画を立てているのは?
      はたして、この先どうなるのか・・・



                   (TO BE CONTINUED・・・)





おおっと、久しぶりに書いたにしては上出来かな(?)
今日からまた再開していこうと思いますんで、宜しく!