サイン オブ ソウル

大会への道〜高き山編パート9〜

     母親の案内のもと、子供がいなくなった現場から
     子供が通ったと思われる道に進んでいく4人。
     はたしてこの先には何があるのだろうか・・・・・・



うーん・・・、それにしてもかなり道が長いなぁ・・・・・・
俺は子供がいなくなった現場からかなりの距離を移動したように思った。
たしかにそうね。
ラーミアもそう思っていた。
仕方ないんです。 うちの子供はまだ幼いので
 きっと道がわからないでいるんです。

母親は心配そうに言っていた。
そうなんですか・・・。
 それにしても一体どれだけ進んだんだろうか?

俺はこんな長い道のりを幼い子が進んだのかと疑問に思い始めた。
そんなときだった!  急に母親が!
ちょっと静かにしてください。
 今、微かに泣き声が聞こえませんでした?

母親は自分の子供の声に似た声が聞こえたようだった。
それを聞いた俺とラーミアも耳を澄ませてみた。



      ・・・・・・・・・・・・・



      ・・・・・・・・・・・・・



      ・・・ウエ〜〜ン・・・・・・




確かに微かに声を聞き取った3人。
本当だ! 確かに子供の泣き声が聞こえてきた!
ええ、この先から聞こえてきたわね。
この声は・・・私の子供に間違いないわ!
4人はその声がするほうへ急いでいってみることにした。



      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



そして、辿り着いた先に待っていたのは・・・
母親の子供を食べようとしている魔物がいる現場だった!
わ、私の子供に何をしているんですか!?
 私の子供を返してください!

母親は子供のことが何よりも心配だった。
ん!? なんなんだお前は?
 もしかして、こいつの親か? 今頃ノコノコやってきてどうするつもりなんだ?

その魔物は余裕たっぷりで話していた。
その子を連れて帰るために来たんです。
 お願いですからその子には手を出さないでください。

必死にお願いしている母親に対し魔物は・・・
せっかく見つけた俺の獲物を返せだと?
 お前、この俺に命令してんじゃねーぞ!
 これ以上生意気なこと言うとお前も俺の獲物にしてやる!

魔物はこれっぽっちも子供を返そうにもなかった。
それに偉そうな態度をとっていたのでつい俺は・・・
その子を放せ!!
カッとなって魔物に剣を向けた。
何だ? 今度は人間のガキじゃねーか!
 俺様に剣を向けるとは・・・後悔させてやる!

魔物はそのまま俺のほうに突っ込んで来た・・・・・・
                     (TO BE CONTINUED・・・)




↑いやぁ、久々に書いてなんか変じゃないかと思ったぞ。
 この場面どう書こうかもう・・・・忘れちゃってるしw
 明日また書くかどうかもまだ怪しいとこだけどな・・・。