サイン オブ ソウル

大会への道〜深き森編パート8〜

     もう少しで森をぬけるとこでモンスターに遭遇してしまった3人。
     ヒロキは日が暮れる前に倒してしまおうとするが、
     戦闘が長引き、ついに夜になってしまった。
     すると、突然モンスターが変化をし始め、
     大きな獣へとなっていった・・・



なっ、何なんだこいつは!?
俺は突如大きな獣へと変化したので驚いた!
何なの、あれは!?
ラーミアも驚いた。
私にもわかりませんが、今まで以上に強い力を感じます。
 これはヒロキさんには危ないかもしれません。

チルは今の俺では勝てないかもしれないと言った。
勝てないってこと!? それじゃあ先に進めないじゃない!
ラーミアがここで負けたら森をぬけられないと言うと、
それはそうなんですが・・・。
 おそらくあの敵には烈風斬は効かないでしょう。

チルは敵の力が大きすぎて烈風斬は使えないと思った。
烈風斬がダメでも、ストームがあるじゃない?
ラーミアはまだエレメント能力が残っていると思った。
確かにエレメント能力は使うことはできますが、
 それがあの敵に効くかどうかはわかりません。
 全てはヒロキさんの力次第です。

この戦い、俺の力がどこまで成長しているかで決まってくるとチルは言った。
そ、そんな・・・・・・
ラーミアはここで俺が負けるなんて信じたくなかった。



       シャーーーーーーーー!!



変化して巨大になったモンスターは俺に襲い掛かってきた!
相手が巨大だろうと何だろうと
 ここで負けるわけにはいかないんだ!

俺は変化している間に溜めておいた風の力をストームに変え、
そのモンスターに挑みにいった!
ダァァァァァァーーーーー!
俺はおもいっきり剣を振り下ろしたが、敵の口で防がれてしまった。
何!? 口で防いだだと!?
俺はそのまま振り回され、投げ飛ばされた。
うわぁぁーーーー!!
何とか着地はしたが、ストームがいとも簡単に防がれてしまった。
こ、こいつにはストームが効かないのか!?
 なんて強いモンスターなんだ! 俺は勝てるのか?

風の力を集める時に感じた嫌な風といい、ストームが効かないといい
俺は今まで以上に強いプレッシャーに押しつぶされそうだった。
頑張って、ヒロキ!
 どんなに相手が強くたって、絶対に勝てないなんてないはずよ!

ラーミアは俺がここで負けてほしくなかった。
・・・ラーミア・・・・・・
 ラーミアの言うとおりだな! どんな敵だって必ず弱点はある。
 そこを突けば勝てるはずだよな!

俺はラーミアの言葉で少し楽になった。



       シャーーーーーーーー!!



そのモンスターは何度も吠えていた。
まず、こいつの弱点を探さなきゃな。
俺はこのモンスターの変わったとこはないかと見てみたが、
特に変わったとこがなかった。
どこにも変わったとこはないなぁ。
 じゃあ、弱点は一体どこなんだ!?

俺は何度も何度も見てみたが、やはりそれらしいとこはなかった。
そんなことをしているうちにモンスターが襲ってきた!
くそっ、弱点がわからないいじょう
 どこでもいいから攻撃を加えるしかないか。

俺は敵の攻撃をうまくかわしつつ、攻撃を加えた!



          ズシャン!



確かに斬りつけたが、あまり大したダメージにはならなかった。
やっぱり弱点ではないとこに攻撃してもダメか・・・
ストームを保ちつつ、俺は敵の弱点を知ろうと色々と考えていた。
                     (TO BE CONTINUED・・・)



↑ストームで攻撃をしてもあまりダメージを与えられずに困っていたヒロキ!
 そんなヒロキにチルはある弱点を調べる方法を教える。
 はたして、敵の弱点とは? 勝負の行方は?


 次回・・・  大会への道〜深き森編パート9〜
 皆の心が・・・未来を変えていくんだ!!