サイン オブ ソウル

修行開始! 風の精霊が与えた試練!

    風の精霊から自分達はこの戦いを終わらせられる
    唯一の存在だと聞かされる2人!
    それにはもっと力をつけなければならないと
    風の精霊は2人に修行の場を与えた。
    2人は修行を受けるべく、その場に向かっていった・・・



俺とラーミアは光のワープゾーンに入った・・・・・・・!
そして、出てきた場所は!?
深い深い森の中だった!!
ここは・・・・・!?
俺は一瞬今まで通って来た森の中だと思ったが、
すぐに違うことに気付いた!
・・・何よここ!? 何だか嫌な感じの森ね・・・・・・
ラーミアはあまり光があたらないせいか、怖がっている。
・・・大丈夫! 俺がついているんだから!!
 それより・・・これからどうすればいいんだ!?

とりあえず、ラーミアを勇気付けて、これからのことを考えた。
・・・そ、そうよね。 怖がっている場合じゃないわよね!
 ・・・とりあえず、先に進めば何かわかるんじゃないかな?

ラーミアの言うとおり、ここで立ち止まっていても始まらない!!
俺は先導して、先に進むことにした・・・!
薄暗くて、どこから何が飛び出してきてもおかしくはない!
俺は慎重に1歩ずつ歩んでいった・・・
と、その時!? 目の前に白い光の玉が現れた!?


「イヤァー、お化けぇー!!」


ラーミアは俺の後ろに隠れて震えていた。
一体何者なんだ!!?
俺はその光に話しかけてみた!
すると光は見る見るうちに可愛らしい小さな妖精に変わっていった・・・!
・・・よ、妖精!?
俺はちょっと拍子抜けしてしまった。
一方、ラーミアは妖精と聞いて、
えっ!? 妖精!!?
恐る恐る前を向いてみると確かに妖精がいた!
・・・何よ! お化けだと思っちゃったじゃない!!
ラーミアはその妖精にキレた!
(おい・・・、何もそんなに怒らなくても・・・。)

 ところで、あなたは誰なんですか!?」
俺は敵なのか味方なのかそれだけでも確認したかった!
・・・私はこの修行の案内役の妖精です。
 宜しくお願いしますね!

何と礼儀正しい妖精なんだろうか・・・。
あっ、はい! 宜しくお願いします。
意味もなくこっちまで敬語になってしまった・・・。
・・・では、この修行の内容を教えます!
 まず2人にはこの深い森のダンジョンをぬけて風の精霊の所まで目指してもらいます。

 勿論、途中には敵もいますから注意してくださいね!
 あとは自分達で考えて頑張ってくださいね!
 では、私はダンジョンの出口にいますから・・・・・」
そう言うと妖精はまた光の玉になって消えていった!
えっ!!?? それだけぇ!!??
俺はあまりにも簡素な内容に驚いていた。
な、何だったの!? 今の妖精!?
 結局先に進むことくらいしかわからなかったじゃない!!

ラーミアはまたキレた!
ここで妖精にあたってもしょうがない・・・
 この先に風の精霊が待っているなら、進むしかない!!

俺はラーミアの手をとって先に進み始めた。
どんな敵が待っていようと関係ない!
 風の精霊に会えるのなら絶対にたどり着いてみせる!!

俺は俺に風の力を与えてくれた精霊を見てみたかった!
そして何より、その精霊に言いたいことがあった!
ヒロキ・・・・・・・・
 私も光の力を持つ者として精霊に会いたいわ!
 だから・・・・一緒に頑張りましょ?

ラーミアが握ってた手を強くした!
・・・当たり前じゃないか!!
 ラーミアは俺が守るって決めたんだからな!
 ・・・それにこれは修行だ! こんなとこで負ける訳にはいかない!
 これから先やらなければならないことがまだまだあるんだからさ!
 そのためにももっと強くならなきゃいけないんだ!!

ラーミアがそばにいると俺は強くなれるような気がした。
私だって、強くなるわよ!!
 いつまでもヒロキにばっかし辛い思いさせるわけにはいかないもの!!
 それに、私とヒロキ・・・2人とも光の力を持つもの同士、
 お互いに強くならなきゃこの旅が終わらないような気がするのよ・・・!

ラーミアは何となく感じたことを言った。
そんなことを話していると、前から怪しいものが見えてきた・・・!
あ、あれは・・・・・・!?
 早速モンスター登場って訳か。 ラーミアは俺から離れるなよ!

俺は剣をぬいて、そのモンスターを待ち受けた・・・・・・・
                      (TO BE CONTINUE・・・)


↑1人目の精霊の修行が始まった!
ヒロキはラーミアを連れて無事に風の精霊のとこまでたどり着けるのか!?
そして、あの妖精の正体は!? まだまだ彷徨い始めたばかりである・・・・・